自分史のすすめ◆ 鮮烈な印象を残す『荻窪風土記』の書き出し部分
週刊ダイヤモンド 1999.9.18号 1999.9.18
掲載誌 | 週刊ダイヤモンド 1999.9.18号(1999.9.18) |
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ページ数 | 1ページ (全1199字) |
形式 | PDFファイル形式 (35kb) |
雑誌掲載位置 | 157頁目 |
自分史のすすめ◆ 鮮烈な印象を残す『荻窪風土記』の書き出し部分文芸評論家●岡崎武志〈弥次郎さんの話では、関東大震災前には、品川の岸壁を出る汽船の汽笛が荻窪まで聞こえていた。ボオーッ……遠音で聞え、木精は抜きで、ボオーッ……とまた2つ目が聞こえていた〉 井伏鱒二『荻窪風土記』(新潮文庫)の冒頭近くの一節だ。関東大震災で被災した井伏が、住居を求めて、そのころまだ東京の郊外だった荻窪へ越してきた。以来、…
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