企業の動向はいまや、国内の動きを見ているだけでは把握できない。日本に限らず、先進国の企業の多くは、どの業界においても国内市場だけでは大きな成長が望めなくなり、海外市場への展開が避けられない状況だ。最新データを国境を越えて活動する企業の動きはもちろん、日本企業の世界の中の位置づけを豊富な図解で解説する。
先進国では消費量の伸びは期待できないため、大手各社は余剰生産能力の削減を行って収益の改善に努める一方、世界最大手の米インターナショナル・ペーパーがインド製紙大手アンドラプラデシュ・ペーパー・ミルズを買収したほか、10年に日本最大手王子ホールディングスが板紙・段ボールのマレーシア最大手を買収するなど、需要が伸びる新興国への進出を急ぐ動きが目立つ。…
- ●この記事の情報
- 掲載誌:世界業界マップ2013-2014 2013.5.30号 (2013.5.30)
- ページ数:2ページ
- 形式:PDFファイル形式 (442kb)
- 出版社:ダイヤモンド社
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