エッセイ 故きを温ねて〜第2回 阿倍比羅夫と白村江の戦い
日経ビジネス 第2111号 2021.10.11
掲載誌 | 日経ビジネス 第2111号(2021.10.11) |
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ページ数 | 3ページ (全3208字) |
形式 | PDFファイル形式 (1924kb) |
雑誌掲載位置 | 68〜70ページ目 |
阿倍仲麻呂が生まれた家は、孝元天皇の皇子大彦命(おおびこのみこと)を始祖とすると伝えられ、一門の中には大臣に任じられた者も多い。 祖父比羅夫は白村江の戦いに水軍の大将として出陣し、伯父(父の兄)宿(すく)奈(な)麻(ま)呂(ろ)は平城京造営の責任者を務めている。 仲麻呂が育った環境や時代背景を知るためにも、阿倍家3代の生き様を簡単にたどってみたい。 まずは比羅夫。彼は西暦610年頃に生まれたと推…
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