編集部から〜編集部から
日経トップリーダー　第325号　2011.10.1

　「老害のない間は、仕事がしたいんですよ。好きで好きでかなわんから」。経営の第一線から退く時期を問うと、日本セラミック社長兼会長の谷口義晴氏はこう答えました。いまだに会社が休日だとストレスを感じるそうです。　そんな谷口氏が今、はまっているのが「鉈豆」の栽培です。その名の通り、実のさやが大型刃物のように大きい豆です。　「育てるのが難しいと聞いたので始めた」と谷口氏は笑います。農薬の仕様を最小限に抑え…