事故は語る〜踏切で列車と軽乗用車が衝突経営優先し2重の安全系が破綻
日経ものづくり 第653号 2009.2.1
掲載誌 | 日経ものづくり 第653号(2009.2.1) |
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ページ数 | 3ページ (全3867字) |
形式 | PDFファイル形式 (1373kb) |
雑誌掲載位置 | 169〜171ページ目 |
2008年1月16日。長崎県の島原鉄道線で,加津佐駅発諫早駅行き2両編成の上り普通列車が,途中の龍石駅を定刻の8時8分に出発した(図1)。次の西有家駅の手前にある踏切に接近した時,運転士が踏切遮断機の動作反応灯を確認すると,本来点灯しているはずのそれが点灯していなかった。これは,踏切の遮断桿が降下していないことを示していた。 目の前の状況に不安を覚えた運転士はとっさに常用ブレーキを使用した。不安は…
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