１０分間で学べる業務革新講座　日本的経営改革の極意　「トヨタ流」の取り込み方〜課長が主体的に考える　「何のために」を自問
日経情報ストラテジー　第195号　2008.7.1

　多くの場合、会社の中で実務の中心を担っているのは中間管理職、その中でも特に課長クラスである。Ａ社の場合は、これがグループリーダー（ＧＬ）クラスになる。　こうした課長クラスは現場の実態を熟知しており、そこに何がしかの問題も感じてはいる。だが、さりとて実務を回していかねばならず、結果として仕事をさばくことに全力を集中しているのが普通だ。そういう意味では会社の成功パターンはここに集約されているのだ。つ…