病医院トラブル１１０番日記〜点滴から１カ月後に「痛くてフライパンが持たれへん」強い口調で訴える患者の背景を推測してみると……
日経ヘルスケア　第421号　2024.11.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第421号（2024.11.1）
ページ数	2ページ　（全2763字）
形式	PDFファイル形式　（1948kb）
雑誌掲載位置	90〜91ページ目

「なにわのトラブルバスター」─。本職の傍ら、病医院を経営する院長たちの悩みを聞いているうちに、誰からともなくこう呼ばれるようになった。診療上の問題からプライベートなことまで、相談内容は様々だ。耳鼻科クリニックで抗菌薬を点滴したところ、１カ月後に突然、腕の痛みを強く訴えられた。痛みが長期化する兆しはそれまで見られず、開業から３０年の院長も合点が行かず戸惑っている。　Ａ耳鼻科クリニックで副鼻腔炎の患者…