判例に学ぶ医療・介護トラブル回避術〜治療薬中止後に脳梗塞発症 検査を怠ったと過失認定
日経ヘルスケア 第421号 2024.11.1
| 掲載誌 | 日経ヘルスケア 第421号（2024.11.1） |
|---|---|
| ページ数 | 3ページ （全4494字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （786kb） |
| 雑誌掲載位置 | 70〜72ページ目 |
８０歳代患者が心房細動で抗凝固薬を服用。血液凝固能検査を行わずに薬を切り替えたところ、脳梗塞を発症して片麻痺になり敗血症で死亡した。遺族は約４６４１万円の損害賠償を請求。東京地方裁判所は注意義務違反を認めて医療法人に３７２７万円余りの損害賠償を命じた。事件の概要 ８０歳代後半（死亡時）の男性患者Ａは心房細動などのため、Ｂ医院に通院して抗血小板薬アスピリンを服用していた。２０１０年２月以降、通院先が…
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