判例に学ぶ医療・介護トラブル回避術〜救急搬送され在宅看取りができず遺族が慰謝料求め提訴も請求棄却
日経ヘルスケア 第419号 2024.9.1
| 掲載誌 | 日経ヘルスケア 第419号（2024.9.1） |
|---|---|
| ページ数 | 3ページ （全4326字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （844kb） |
| 雑誌掲載位置 | 75〜77ページ目 |
寝たきりの高齢患者に、救急隊による延命措置が行われた。患者の家族はそれ以前に、訪問看護ステーションに対して、自宅での看取りを希望する旨を伝えていた。相続人である子は、延命措置により精神的苦痛を負ったとして訪問看護ステーションに損害賠償を請求したが、裁判所はこれを棄却した。事件の概要 患者Ａ（死亡当時８０歳代後半、男性）は、寝たきり全介助の状態で、２０１９年３月から医師Ｂによる訪問診療が開始された。…
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