コンサルタント工藤高の病院経営最前線〜身体拘束率が７割から３割弱に減った理由とは？認知症ケア加算の積極的な算定にも不可欠な拘束の回避
日経ヘルスケア　第406号　2023.8.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第406号（2023.8.1）
ページ数	2ページ　（全2335字）
形式	PDFファイル形式　（631kb）
雑誌掲載位置	14〜15ページ目

　２年後の２０２５年には、６５歳以上の高齢者のうち５人に１人が認知症に罹患すると言われている。筆者も今年１１月には６５歳になるため人ごとではない。認知症の入院患者も急増しており、２０２４年度の診療報酬・介護報酬の同時改定でも大きなテーマになっている。　診療報酬において認知症ケアを評価した点数としては、「認知症ケア加算」がある。病棟看護職員などの多職種が適切に対応することで認知症の悪化を予防し、身体…