判例に学ぶ医療・介護トラブル回避術〜老健施設の入所者が頭部打撲 CT検査せず医師に過失認定
日経ヘルスケア 第401号 2023.3.1
掲載誌 | 日経ヘルスケア 第401号(2023.3.1) |
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ページ数 | 3ページ (全4334字) |
形式 | PDFファイル形式 (1259kb) |
雑誌掲載位置 | 69〜71ページ目 |
抗凝固薬を服用する介護老人保健施設の入所者が転倒し、頭部を強打しました。直後は異常が無く、医師は施設内での経過観察を選択。しかしその後、意識が消失して急性硬膜下血腫で死亡しました。裁判所はCT検査をせず、病院での経過観察の判断をしなかった医師の過失を認めました。事件の概要 X(事故当時91歳)は主にリハビリテーション目的で、A医師会が運営する介護老人保健施設(以下、本件施設)の4人部屋に入所した。…
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