コンサルタント工藤高の病院経営最前線〜急性期一般入院料１からのランクダウンの危機に直面！看護必要度基準の未達のほかに表面化した原因とは…
日経ヘルスケア　第401号　2023.3.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第401号（2023.3.1）
ページ数	2ページ　（全2545字）
形式	PDFファイル形式　（592kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

　２０２２年９月初めに行われたＡ病院の経営会議は、重苦しい空気に包まれていた。その原因は、急性期一般入院料１の重症度、医療・看護必要度ＩＩ（以下、看護必要度）の該当患者割合にあった。許可病床２５０床の同院は、回復期リハビリテーション病棟（１００床）や地域包括ケア病棟（５０床）のほか、急性期一般入院料１（７対１看護配置）の２病棟（１００床）を運営していた。ところが、同年６〜８月の看護必要度の該当患者…