判例に学ぶ医療・介護トラブル回避術〜医療事故報告を遺族側が要求 「再発防止が目的」と請求棄却
日経ヘルスケア 第400号 2023.2.1
掲載誌 | 日経ヘルスケア 第400号(2023.2.1) |
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ページ数 | 3ページ (全4393字) |
形式 | PDFファイル形式 (1252kb) |
雑誌掲載位置 | 86〜88ページ目 |
禁忌の薬剤を投与後、患者が死亡しました。患者遺族は患者の死亡について、病院側が医療法上の医療事故として報告すべきだったのに怠った旨を主張しました。裁判所は、医療事故調査制度は再発防止を目的とし、遺族の権利保護のためのものではないなどとして、遺族の請求を棄却しました。事件の概要 患者X(72歳、女性)は2018年7月23日、自宅で転倒して頭部を打ち、A病院を受診して帰宅した。しかし同日午後8時ごろ、…
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