ＤＩ　ＢＯＸ〜強力な降圧作用を持つ新ＡＲＢ　薬物相互作用が少なく臓器保護効果にも期待
日経ドラッグインフォメーション　第82号　2004.8.1

この記事の情報
掲載誌	日経ドラッグインフォメーション　第82号（2004.8.1）
ページ数	2ページ　（全2708字）
形式	PDFファイル形式　（42kb）
雑誌掲載位置	40〜41ページ目

今年５月に新しい降圧剤として発売されたオルメサルタンメドキソミルは、わが国で５番目のアンジオテンシンＩＩ受容体拮抗剤（ＡＲＢ）。ＡＲＢの中では最も強い血圧低下作用を発揮するとともに、薬物代謝酵素の誘導・阻害作用がほとんどないため、他剤との併用がしやすいという特徴がある。ただし、重大な副作用として、血管浮腫、腎不全、高カリウム血症などが報告されており、これらの病態の初期症状には十分な注意が必要だ。　…