動かないコンピュータ　東京ガス〜東京ガス　見込みの甘さが積み重なり　５０億円の特別損失を公表　稼働を２度延期した末に開発中止
日経コンピュータ　第647号　2006.3.6

この記事の情報
掲載誌	日経コンピュータ　第647号（2006.3.6）
ページ数	3ページ　（全3413字）
形式	PDFファイル形式　（520kb）
雑誌掲載位置	140〜142ページ目

東京ガスは２月１日、システムの開発中止に伴い、２００６年３月期決算で５０億円の特別損失を計上する見通しだと発表した。開発していたのは顧客情報の管理システム。二度にわたって稼働を延期したが、処理性能の不足を解決できなかった。さらに追加投資が必要だったため、プロジェクトを中止した。　東京ガスが、システムの開発中止に伴って５０億円もの損失を公表するのは初めてのことだ。東京ガスは、「ＣＳＲ、つまり企業の社…