建築巡礼〜万平ホテル（１９３６年）
日経アーキテクチュア 第1062号 2015.12.25
| 掲載誌 | 日経アーキテクチュア 第1062号（2015.12.25） |
|---|---|
| ページ数 | 4ページ （全2356字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （6338kb） |
| 雑誌掲載位置 | 74〜77ページ目 |
軽井沢駅を降り、北へと延びる道を途中で右に折れる。林間の道を進んでいくと、万平ホテルのアルプス館が現れた。全体は、左右に分かれた建物の間に塔状の階段室がそびえる対称形。庇を延ばした車寄せが中心から左にずれることでその対称形が崩され、絶妙な外観を見せる。 大屋根が架けられた妻面には、付け柱や付け梁がタテヨコに走り、その姿からスイスの山小屋風としばしば称される。だがよく見るとてっぺんには棟飾りが付い…
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