Ｎｅｗｓ　時事〜川崎市の簡易宿泊所２４棟が建基法違反
日経アーキテクチュア　第1052号　2015.7.25

　川崎市は、５月に発生した簡易宿泊所２棟の火災を受けて実施した立ち入り検査の結果を明らかにした。検査対象となった簡易宿泊所４９棟のうち、木造２１棟と鉄骨造３棟の計２４棟が建築基準法に違反していた。　建基法では、３階建て以上の宿泊施設は耐火建築物とすることを義務付けている。一方で、市建築基準条例では、一定の条件を満たせば、２層の「棚状寝所」を１階分として扱っていた。　市によると、今回調査した木造４３…