実務に役立つ法令解説〜石綿被害の責任認めた判決に　設計者や施工者が学ぶこと
日経アーキテクチュア　第1042号　2015.2.25

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第1042号（2015.2.25）
ページ数	3ページ　（全3882字）
形式	PDFファイル形式　（2291kb）
雑誌掲載位置	77〜79ページ目

第２回建設現場でのアスベスト被害に対する、国の損害賠償責任を認める判決が福岡地裁で下った。建築設計者や建設会社も、新素材などの健康被害に対する情報収集を怠ると賠償責任を負う可能性がある。（本誌）　ここ２〜３年、アスベストによる健康被害について、国や建物所有者などの責任を認める判決が相次いでいる。アスベスト被害は、アスベスト含有製品を利用した工場内や建設現場で飛散してから、４０〜５０年という長い期間…