フォーカス［住宅］〜連なる門形フレームで　緑と光を取り込む
日経アーキテクチュア　第1027号　2014.7.10

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第1027号（2014.7.10）
ページ数	6ページ　（全3036字）
形式	PDFファイル形式　（7077kb）
雑誌掲載位置	62〜67ページ目

かつて工場があった２０００ｍ２超の広大な敷地。盛り土した上に樹木を植え、重なり合うように門形フレームを並べた。元々そこにあったであろう豊かな自然と外光を室内に取り込んだ。　現代の住宅事情では、代替わりや売買の際に敷地が分割される例が少なくない。いったん細分化された土地が、元の大きさに戻ることはまずない。「群峰の森」と名付けたこの住宅は、かつて建て主の祖父が工場を営んでいた場所に完成した。２０００ｍ…