デザイン　広島市民球場〜街に開いたボールパーク
日経アーキテクチュア　第899号　2009.5.11

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第899号（2009.5.11）
ページ数	8ページ　（全5579字）
形式	PDFファイル形式　（3473kb）
雑誌掲載位置	16〜23ページ目

４月１０日、広島東洋カープが新本拠地での初戦を迎えた。ＪＲ広島駅から線路沿いに南東へ約８００ｍ、旧国鉄の貨物ヤード跡地約１１．６ｈａのうち、約５．５ｈａを敷地として開発した野外スタジアムだ。午後３時の開門と同時に、大型スロープと正面エントランスに並んだ約１３００人がゲートをくぐる。総観客数は、満席に近い３万６１８人を数えた。スタジアムに入ると、広いコンコースとなだらかな観客席、天然芝のグラウンドが…