住宅特集２　成功するコンバージョン〜見えてきた“一般解”課題は低価格化
日経アーキテクチュア　第819号　2006.3.27

住宅へのコンバージョンは、ビル再生の選択肢として定着した観がある。一方、つくられる住宅の間取りや賃料などを見ると、特定の入居者層が対象になっている傾向があり、課題も浮かび上がってくる。　「オフィスなど事業用ビルのその後を検討する際の一つの選択肢として、コンバージョンが定着してきたのではないか」。東京大学大学院の松村秀一助教授は、昨今のコンバージョン事情をこのようにみる。同じ用途のままリニューアルす…