特集１　立ち上がる植物工場〜コストを減らせ
日経エコロジー　第187号　2015.1.1

省エネや省資源の取り組みが、植物工場事業の成否を左右する。新たな環境技術を武器に、新境地を開く事業者が現れた。　外気と遮断された室内で植物を栽培する人工光型植物工場では、太陽の代わりに蛍光灯の光を使って植物を育てるのが一般的だ。蛍光灯に比べて消費電力が低いＬＥＤ照明の活用が期待されている。　ＬＥＤ照明を使った植物生産は、これまでにも多くの事業者が模索してきた。しかし、発熱量が大きく植物に悪影響を及…