よくわかる環境法〜東日本大震災　災害廃棄物処理指針
日経エコロジー　第147号　2011.9.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第147号（2011.9.1）
ページ数	2ページ　（全2221字）
形式	PDFファイル形式　（256kb）
雑誌掲載位置	42〜43ページ目

大量の廃棄物には平時と異なる国、県、市町村の連携が不可欠だ。財政措置、計画立案、廃棄物の処理法を共通の指針にまとめた。　環境省は、東日本大震災で被災した宮城、岩手、福島の３県で発生した災害廃棄物が約２４９０万ｔに達すると推計している。阪神大震災の約１．７倍に上る。内訳は宮城県が１６００万ｔ、岩手県が６００万ｔ、福島県が２９０万ｔ。最も多い宮城県の場合、県内で処理する年間の一般廃棄物総量の２０年分に…