今月の環境法〜電力２５％削減で夏の停電回避へ　福島原発事故は「レベル７」に
日経エコロジー　第144号　2011.6.1

１　政府の電力需給緊急対策本部は４月８日、夏期の電力需給対策の骨格（案）を公表した。　福島第１原子力発電所事故の影響で心配される今夏の電力不足に対する措置。供給力の拡大と需要の抑制の両面で対策を講じる。　需要面では、東京電力・東北電力管内で合計１２８０万ｋＷ以上の電力を抑制するのが目標だ。契約電力５００ｋＷ以上の大口需要家には、７〜９月の平日１０〜２１時などのピーク時に最大使用電力を約２５％減らす…