環境ゼミナール　ビジネスリーダーのための新環境学〜構造転換の基礎固めた前政権　積み上げ型の日本と大きな差
日経エコロジー　第80号　2006.2.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第80号（2006.2.1）
ページ数	2ページ　（全2691字）
形式	PDFファイル形式　（38kb）
雑誌掲載位置	88〜89ページ目

文／佐野敦彦　佐野環境都市計画事務所所長２００５年の独統一選挙で、緑の党が参画した前政権が敗北、使命を終えた。だが、その環境政策は、構造転換のための基盤を固めたと評価できる。　２００５年９月、環境重視の政策を標榜する緑の党が１９９８年に初めて政権入りした「赤・緑政権」（社会民主党＝ＳＰＤと緑の党の連立政権）が統一選挙で敗北。キリスト教民主同盟（ＣＤＵ）とＳＰＤの二大政党が合同する大連立政権へと移行…