リポート　テクノロジー最前線〜クリーンなディーゼルエンジン目指し　燃焼制御から後処理技術まで開発
日経エコロジー　第50号　2003.8.1

この記事の情報
掲載誌	日経エコロジー　第50号（2003.8.1）
ページ数	1ページ　（全1373字）
形式	PDFファイル形式　（47kb）
雑誌掲載位置	129ページ目

排出ガス規制の強化など、ディーゼル車の肩身は狭くなるばかり。だが大聖泰弘教授は、水素製造でロスが大きい燃料電池車よりも、「ハイブリッド化でディーゼルの総合効率が上回ることも可能」と見る。　ディーゼルエンジンのクリーン化で最大の問題は、燃料を高温で完全燃焼させれば窒素酸化物（ＮＯｘ）が増え、ＮＯｘを減少させようとすると不完全燃焼が起きて粒子状物質（ＰＭ）が増大する−−という二律背反の関係があることだ…