ニュース＆レポート〜「偽陽性」はなぜ出るのか　狂牛病検査の混乱を防げ
日経バイオビジネス　第7号　2001.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経バイオビジネス　第7号（2001.12.1）
ページ数	2ページ　（全2906字）
形式	PDFファイル形式　（43kb）
雑誌掲載位置	60〜61ページ目

ＢＳＥ（ウシ海綿状脳症、いわゆる狂牛病）感染の全頭検査が始まったが、陰性のサンプルから陽性の結果が出る「偽陽性」が問題になっている。原因であり、改善のポイントなのは正常プリオンを分解除去する酵素反応だ。よくいわれるように「偽陰性を出さないため偽陽性は仕方がない」わけではない。　食肉処理時のＢＳＥ（ウシ海綿状脳症、いわゆる狂牛病）全頭検査を１０月１８日から厚生労働省が開始した。同省は検査開始に先だつ…