プロダクツ〜“１０年に１度”の幸運から　砂糖に代わる糖質を開発
日経バイオビジネス　第5号　2001.10.1

この記事の情報
掲載誌	日経バイオビジネス　第5号（2001.10.1）
ページ数	4ページ　（全5319字）
形式	PDFファイル形式　（361kb）
雑誌掲載位置	104〜107ページ目

トレハロースを工業化した林原は「運」を強調するが、売れるのは「砂糖に近い糖質」であることに気づき、生成酵素発見の幸運を逃さなかった。糖質メーカーとしてのノウハウも役立った。　甘味料トレハロースの製造が工業化されたのは１９９５年のこと。ここ数年は年間４０００ｔ増というハイペース需要を拡大していて、現在の出荷数量は年間約２００００ｔ、売上高は６０億円を超える。機能性糖質として有名なキシリトールの年間需…