特集 新・成長の限界〜「人口制約」が経済成長を阻む 「失われた10年」の真因はこれだ−−
日経ビジネス 第1130号 2002.2.25
掲載誌 | 日経ビジネス 第1130号(2002.2.25) |
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ページ数 | 4ページ (全6448字) |
形式 | PDFファイル形式 (72kb) |
雑誌掲載位置 | 32〜35ページ目 |
冬の穏やかな日差しが差し込む研究室。早稲田大学の西村吉正教授は静かに語り始めた。 「私の敗因。それは不良債権処理をバブルの始末と考えたことだ」 西村教授は1994年から96年にかけ旧大蔵省の銀行局長の職にあった。住宅金融専門会社、いわゆる住専問題が表面化。6850億円の公的資金導入議論の矢面に立ち、旧兵庫銀行の破綻や大和銀行の米国債の不正取引に伴う巨額損失問題への取り組みで奔走した。 彼が見落と…
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