時流超流・トレンド 旧態依然〜「公定歩合」を蔵から引っ張り出した日銀 今回も不発、デフレ懸念示す市場に広がる失望感
日経ビジネス 第1079号 2001.2.19
掲載誌 | 日経ビジネス 第1079号(2001.2.19) |
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ページ数 | 1ページ (全1732字) |
形式 | PDFファイル形式 (22kb) |
雑誌掲載位置 | 7ページ目 |
5年ぶりとなる日本銀行の公定歩合引き下げは、速水優総裁が期待したようなサプライズ(驚き)を金融市場に与えたのだろうか。答えは否である。連休明けの13日の為替市場は、「公定歩合引き下げは実体経済には好影響を与えない」との見方から、さらに円安が進んだ。加えて株価も下落。日経平均株価は148円安の1万3274円まで売り込まれた。グリーンスパン(米連邦準備理事会議長)流の「市場との対話」は、今回も不発に…
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